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出産祝いのタイミング

時期を選ぶのは最低限のマナー

思いやりを形にするのがマナーなら、出産祝いにおいて「もっとも思いやるべき相手はだれなのか」が重要な問題となります。その答えはもちろん、お母さんです。

無事に出産したとの報を受けたら、いますぐにでも祝福に出向きたいところですが、親兄弟でもないならば、はやる気持ちを抑えなければなりません。出産直後のお母さんは疲れ果てていますし、体調が回復するにもそれなりに時間がかかります。どんなに親しい友人でも、そんな状態のお母さんのもとへ押しかけるのは遠慮すべきでしょう。メールや電報ならまだよいですが、物を送り届けたり電話をかけたりするのは、多少なりとも気苦労をかけますので、ひかえるほうが無難です。

こうしたことから、出産祝いの時期は、出産の1週間後から1ヵ月後までの範囲で選ぶのがマナーとされています。1ヵ月後はちょうどお宮参りの時期にあたり、内祝い(出産祝いのお返し)の時期でもありますので、それまでにお祝いを済ませておきたいところです。また、お母さんに会って直接お祝いしたい場合には、退院まで待つのが理想的ですので、2~3週間後あたりがよいでしょう。その際には、できるだけ長居をつつしむのもマナーです。

出産の報を知るのが遅れたりして、1ヵ月以上たっていた場合でも、おめでたいお祝いごとですので、遅すぎるということはありません。ただし半年以上も経過しているようでしたら、1歳のお誕生日のお祝いに代えたほうが自然です。

なお、よほど特殊な事情がない限り、出産の前に出産祝いを贈るのは避けるべきです。母子ともに無事に出産を終えてから、お祝いするようにしてください。

出産された方の身内に不幸があった場合には、喪に服すということで出産祝いもNGとなります。四十九日が終わって忌明けとなってからお祝いするようにしましょう。または、この場合も1歳のお誕生日に先延ばしすることで、ご不幸に配慮することができます。